Herpes

ヘルペス(口唇、顔面、陰部)

原因と症状

単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、または単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)に感染すること、もしくは既に感染した方が疲れたとき、体調がわるいとき、免疫が落ちたときに体内のウイルスが活性化することで発症する病気です。最初にぴりぴりとした痛みを感じることが多く、その後に水ぶくれが出きます。唇にできることが有名ですが、目の周り、指、陰部などにも生じることがあります。人によっては何度も何度も再発することがあり、しっかりとした治療が必要となります。

治療

一般的には抗ウイルス薬の飲み薬、もしくは塗り薬で治療します。症状によって治療が異なりますので先生に相談してみてください。お薬を使用することで5日から2週間程度で治癒することが多いです。1週間程度は他人に感染させてしまう可能性があるため水疱の接触やタオルの共有など家族に感染させない対策が重要です。
アトピー性皮膚炎など、もともと皮膚が弱い方はヘルペスが顔面や体など全身に広がってしまう事があるため、しっかりとした治療が必要になります。

日常生活の注意点

一度感染してしまうと体の中にウイルスが残ってしまい、その後も再発する可能性が残ってしまう病気になります。そのため、身体的及び精神的なストレスは避けるようにしましょう。直射日光も再発の可能性を高くするため、日焼け止めなども効果的です。成人の3割の方がウイルスを持っていると言われており、希な病気ではありません。